これからの九州旅について考える
これからの九州旅をどうしようかを前の日から考えていた。
福岡→佐世保→長崎→熊本とここまで来ているから、そのまま南下して鹿児島に入って、そして宮崎、大分、福岡と北上し、福岡空港から帰るというのが、当初計画した九州一周の基本プランだ。
で、熊本駅から鹿児島の路線を調べてみると、


えっ、10時間???この乗り換え数もエグいな。
ん、都城駅で待ち時間309分???そもそも、大分行っちゃってるし。
海岸を走る肥後オレンジ鉄道を使えばもっと早いんだけど、JR九州以外の電車を使ったら、「青春18きっぷの旅」じゃないし・・・なんて考えてみる。「青春18きっぷ」のみで九州一周って、なかなか難しいんだね。あらかじめ調べとけって感じだけど、直前に調べるっていう行き当たりばったりの旅がしたかったのもある。
さて、どうするか?
さすがに都城駅という聞いたこともない駅で309分(5時間以上)も時間を潰すのは無理だ。
と、ここまで5日間、一人旅をしてきて、分かった事がある。
人って誰かと話がしたいんだなあって。
日々、誰かと関わりを持っている生活をしていると「誰かと話がしたい」なんて思うことはほぼ無いよね。でも昨日の阿蘇山のように1日誰とも話をしていないと、そんな欲求が現れてきた。
この感情は人それぞれだと思うけど、多くの人がそんな風に感じるんじゃないかなあ。
そして、これから鹿児島に南下すると、さらに1週間程度の旅となる。
帰ろう!

真っ直ぐ福岡に戻るのはつまらないから、ちょっと寄り道をしよう。
関門海峡のある「門司」だ。
数年前に来たことがあるんだけど、とても遠くにきた感がする街。
そして、海峡のダイナミックな自然にこれまた人間が作ったダイナミックな人工物である関門海峡大橋。
さらに港と素敵な街並みと、門司は魅力的なイメージが強い。
門司に行こう!
- 新水前寺→熊本駅(豊肥本線)
- 熊本駅→荒木駅(鹿児島本線)
- 荒木駅→小倉駅(鹿児島本線)
- 小倉駅→門司港駅(鹿児島本線)
門司港駅到着!


門司港到着!
電車で初めて来たけど、門司港駅ってとても雰囲気あるよね。
なぜこんな立派な駅舎なのかはよく分からないけど、JR九州が丁寧に管理し続けているのがよく分かる。多くの費用をかけて何度も改修しているとのこと。歴史を感じることができる駅舎を残してくれていて、とても素晴らしくありがたく思う。

門司港周辺を散策する。

写真で分かるだろうか?この三角波とブローはヤバい。
おそらく風速20m/sの風が吹いていて、体がよろけてしまう。

さて、何をしようかといつもの駅構内の観光センターに相談に行って相談する。
「2時間くらいで回れるくらいの”自然を感じることができる”スポットはありますか」
「レトロな街並みを観光されるのはいかがでしょうか?」
「2時間くらいかかりますか?」
「ゆっくり回っても30分くらいです。」
「・・・。」「他には何がありますか?」
「門司港カレーが有名です。」
「(えっ、提案はそれで終わり?他にもいろいろあるでしょ・・・)」
レトロな街並み、門司港カレー・・・
おそらく観光客相手に毎日100回くらい呪文のように言っているのであろう。
こんな「自然を感じることができる」という重要なファクターが
全く無かったかのようなやりとりで、残念ながら、私の要望には応えることができなかった。
やはり他力本願ではダメだ。やはり自分で調べないと。
「周辺の地図をもらえますか」
いただいた地図を見てみると、おっ、いいのがあるじゃないか。「関門トンネル人道」!!!
関門海峡を歩いて渡ることができる。なんか昔、NHKでやってたな。これだ!
ただ、門司港から関門トンネルまでが・・・かなりの距離があるぞ。
まあいいや。この距離なら歩いてなんとかなりそう。
トンネルに行くまでに腹ごしらえだ。ここに決めた!

観光客がいない、いかにも地元の人が溢れている。地元の醤油ラーメン。これは美味かった。

関門トンネル人道
さてと、ここから関門トンネルまで30分。
約9kgのザックを背負いながらの徒歩。さらに雨が降っているから、とても辛い・・・。
でも、頑張って関門トンネル入り口に到着。
このエレベーターに乗って降りるとトンネルなんだな。(ん、なぜバナナ?)

おお、なんか荷物用エレベーターのようで、観光客を全く相手にしていない感がすごくいい。

おお、これこれ。これが海の真下を本州まで繋いでいるんだね。

写真にはあまり写さなかったけど、歩いている人がたくさんいた。地元の人が健康のために歩いている感じだね。徒歩だと15分くらいだったかな。往復で30分くらいだから、年配者のウォーキングにはちょうどいいのかもしれない。特にこの日みたいに寒かったり、風が強かったり、雨が降っていたら、本当にベストかもしれない。
で、本州、下関に到着!
とりあえず、地上に上がってみる。


対岸に門司の九州側が見える。この海の下を歩いてきたと考えると不思議な感じ。
寒いし、下関観光はするつもりはないので、地上の滞在時間2分でまた地下に潜る。
下関側はクジラなのね。

さあ、門司へ帰ろう!

歩いて戻るつもりだったんだけど、3分後にバスが来るー!
重い荷物を背負っていたからこれはラッキー。

門司港に戻ってきて、電車の出発時間まで1時間半以上あるから、門司港見学をする。
門司港見学
やっぱり、門司港駅はカッコいい!

この「もじこう」のひらがな表記がまた良い。



さあ、福岡に戻ろう!
福岡空港から帰宅だ。
これで九州一人旅は6日間で終了。
長かったような短かったような、でも長かったかな。
もっと長く旅を続けるという選択肢もあったけど、
今回行けなかった南九州はまた今度のお楽しみとしてとっておこう。
また、九州一人旅、行くぞ!!!



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